時雨に舞う

プログラミングや技術情報などの備忘録

Visual Studio CodeでSonarLintの設定をする

概要

Visual Studio Code拡張機能「SonarLint」を使ってみます。

前提

  • SonarQubeサーバーを設置済みであること
    • 今回は「192.168.0.100:30000」でアクセスできるものとして進めます
    • ※標準設定で使う分にはSonarQubeサーバーは無くても大丈夫でした(190222追記)
  • JDKがインストール済みであること
    • 今回は「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_201」に入っているものとして進めます

手順

SonarQubeサーバーでトークンを発行する

プロジェクトとリンクさせないならこの工程は不要(190222追記)

  • メニューで「Administration」を選択
  • 「Security」→「Users」で任意のユーザーから「tokens」を選択する

f:id:sigtech:20190221102856p:plain ←このリンクの部分

  • Generate Tokensに任意の名称を付けて「Generate」ボタンをクリック

f:id:sigtech:20190221103050p:plain

  • 生成されたトークンをメモしておく

Visual Studio Codeに設定する

  • 拡張機能で「SonarLint」をインストールする
  • settings.jsonを開く
    • コマンドパレットを開いて(Ctrl+Shift+p)「>Open Settings」と入力すると出て来る
  • 下記の設定を追記する
    • SonarQubeサーバーのURLやJDKのパスは前述の前提に記載のものになっていますので適宜変更が必要です
    • 【重要】"token"の設定値は前述で払い出したトークンで書き換えること

プロジェクトとリンクさせないなら"sonarlint.connectedMode.servers"は不要(190222追記)

"sonarlint.connectedMode.servers": [
  {
    "serverId": "my_orga_in_sonarcloud.io", // Connection identifier
    "serverUrl": "http://192.168.0.100:30000", // SonarQube/SonarCloud URL - https//sonarcloud.io for SonarCloud
    "organizationKey": "my_organization", // Organization key in SonarCloud only
    "token": "your-token-here" // User token - generated in SonarQube/SonarCloud in My Account>Security
  }
],
"sonarlint.ls.javaHome":"C:\\Program Files\\Java\\jdk1.8.0_201"

SonarLintの動作確認

Visual Studio Codeのメニュー「表示」→「問題」でウィンドウを表示しておくと問題のある点を指摘してくれます。

f:id:sigtech:20190221110003p:plain

備考

メモ(190222追記)

プロジェクトとリンクさせないならSonarQubeサーバーは不要でした、失礼しました。
リンクさせれば修正履歴など反映できるのかもしれませんね。


著者 t.n