時雨に舞う

プログラミングや技術情報などの備忘録

Portfowarderの活用

お客さんの開発環境に接続して、その先にあるDBをグラフィカルに確認したい!

そんなことありませんか?

WebサーバにSSHでつないでそこからさらにDBに接続する程度なら、Windows環境では、Navicat単体で簡単に実現できますね。

Linux環境と違い、もう一段SSHを噛ますと途端に面倒になります。

こんな時、少し古いソフトになりますが、Portfowarderが便利です。

※組み込みのOpenSSLのバージョンが古いので、使用環境は選びましょう。

 OpenSSH、OpenSSLのソースから作られているのですが、操作が簡単です。

想定している接続方法は↓です。

クライアント - (踏み台サーバ) - (WEBサーバ) - (DBサーバ)

設定ファイルに最低限このくらい書けば動作します。

Host <設定表示名>
HostName <踏み台サーバ>
User <ユーザ名>
LocalForward <クライアントに擬似的に作るポート>  <WEBサーバ>:<ポート>

設定後に、PortForwarder.exeを起動して、ファイル選択、接続するだけで簡単に仮想ポート(のようなもの)ができあがります。

Navicatの接続設定ではこんな感じで設定しましょう。

SSHタブ:

サーバ情報:localhost:<ローカルに擬似的に作るポート

ユーザ情報:WEBサーバのもの

基本タブ:

サーバ情報:DBサーバのもの

ユーザ情報:DBサーバのもの

いかがでしょうか。

意外に簡単にできた・・・・んじゃないでしょうか。 

少しでも快適にDBデータが見られるといいですね!

 

著者:さとう