時雨に舞う

プログラミングや技術情報などの備忘録

WinSCPで多段階接続をする

【ローカル】

 →【踏み台1(鍵1認証)】

  →【踏み台2(鍵2認証)】

   →【ターゲット(鍵3認証)】

という構成でWinSCPをターゲットに繋げる方法の一つを紹介します。

重要なのはWinSCP単体ではなく、puttyも併用する点です。

予め puttyで多段階接続をする - 時雨に舞う を済ませておきましょう。

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(1)トンネル用puttyの設定を用意する

 puttyで多段階接続をする - 時雨に舞う のセッションをコピーし、その内容に対して下記の設定を加えます。

[接続→SSH→トンネル]

 ポートフォワーディング:源ポート:3000以上の任意の値(例:3111)

 ポートフォワーディング:送り先:
  [ターゲットのIPアドレスまたはホスト名]:[ターゲットの接続先ポート番号]
  (例:example.com:22)

 ラジオボタン1行目:ローカル

 (※上記3個所を設定したら「追加」ボタンを押しておくこと)

(ここまでやったらセッションを保存しておきましょう)

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(2)接続用WinSCPの設定を用意する

[セッション]

 ファイルプロトコル:SFTP

 ホスト名:localhost

 ポート番号:[上記(1)で源ポートに指定した値(例:3111)]

 ユーザー名:[ターゲットでログインするユーザー名]

(ここまでやったらセッションを保存しておきましょう)

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(3)トンネル用puttyを起動する(プロンプトが出ている状態にしておく)

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(4)接続用WinSCPでログインボタンで接続できるはず・・・

 

参考にしたページ

Connect to FTP/SFTP Server Which Can Be Accessed via Another Server Only :: WinSCP

 

著者:t.n