時雨に舞う

プログラミングや技術情報などの備忘録

deploygate(β版)を使ってみた

アプリのテスト配信補助サイト(ツール?アプリ?)のdeploygateを使ってみました。


DeployGate - An incredibly easy way to deploy apps in development!

言語は英語の他に日本語があるので配信先の方が英語苦手でも大丈夫なのは助かりますね。

同様なサービスを提供していた testflight は apple に買収されて 2014/03/21 で android 向けのサポートが終了してしまいました。この手のサービスはandroid/iOSの両方で使えるから便利なのにね~。

deploygateは投稿時点ではβ版という事で、iOSもサポートする方向で拡張テスト中といった感じですね。サイトには

期間限定の特典

Beta Programをご利用いただくアカウントでは、DeployGateの可能性をお試し頂くために、次の制限が解放されています。

  • アプリ数: 無制限
  • 配布数: 無制限
  • チームメンバー数: 無制限

Beta Program期間中だけ? …ではありません!これらは、Beta Program期間の終了後もご参加いただいた方のアカウントに残ります。 DeployGate を一緒によりよくしていくのにご協力いただける方を歓迎します。

とありますが、無料とは書いていない点が気になります。(βテスト参加自体は無料です)

 

さて、前置きはこのくらいにして、実際の使用感についてですが、取り敢えず使えるレベルなのではないでしょうか。アプリ単体を扱う基本フローは

<配信する側>

 1.ユーザー登録

 2.android / iOS のパッケージファイルをアップロード

 3.配信先のメールアドレスを入力して招待(このタイミングで開発者/テスターを選択)

<配信される側>

 4.招待メールからユーザー登録(別に先にアカウントだけ作っておいても構わない)

 5.deploygateアプリのインストール

 6.プロファイルのインストール(iOSのみ)

 7.deploygateアプリからログイン

 8.テストするアプリを選択してインストール~テスト

 

また、アプリ単体ではなく Android/iOS 両方をテスト配信する場合はグループを使うと便利。グループを使う基本フローは

<配信する側>

 1.グループの作成

 2.チームの作成(このタイミングでテスター/開発者/管理者の権限を付与)

 3.グループにメンバーを追加(既存アカウントのメールアドレスを指定、たぶん招待もできると思う)

 4.メンバーをチームに所属させる

 5.グループにアプリをアップロード

 6.チームにアプリを関連付け

<配信される側>

 上記のアプリ単体を扱う基本フローと同様。インストール可能なアプリ名にグループ名が付いて表示される。

 

他にもアプリの配布やバグ報告機能?みたいなものがあるようですが、取り敢えずはここまで。

<追記>

アプリ配布時の更新通知やログ収集などはSDKの導入が必要そうですね。

 

著者:t.n