UnityのAsset参照に関して
Unityで各プラットフォーム用にビルドすると関連するAssetが取り込まれます。
しかし、想定外のAssetが対象になってしまってサイズが肥大化する事があり、どうして対象となるのか調べる術を探していました。(一個ずつ見ていくのは無理…)
非常に参考になったのがこのサイト、本当にありがたいです。
Unityで管理しているAssetには全てguidが振られており、そのguidを保持する事で参照関係を保っているのですね。
まず、ビルドに含まれてしまっているAssetを特定(例えばC.png)し、そのファイルのメタファイル(C.png.meta的なやつ)をテキストエディタで開く。すると「guid: xxxxxxxx」という表記が2行目くらいにあるのでそれをコピー。
UnityプロジェクトのAssetフォルダ以下をgrep等のテキスト検索でサーチすると参照元を割り出す事ができます。(前提条件として、Unityファイルのテキスト出力は必須ですね)
ビルドに含まれる条件として以下が挙げられます(全てではないかもしれません)
・「Build Settings」の「Scenes In Build」でチェックが付いているシーンファイルで参照しているAsset、およびそのAssetが参照しているAsset、およびその・・・
・「Resources」フォルダ以下に入っているAsset、およびそのAssetが参照しているAsset、およびその・・・
要するに、ビルドに含まれてしまっているAssetのguidを参照しているAssetを探して、上記2パターンのどちらかに辿りつくはずなので、参照しないように変える。
例えば resources/A.prefab で参照している B.mat で参照している C.png 、という関係であれば、A.prefabで別のマテリアルを参照させるなど。
著者:t.n
UnityのTEAM LICENSEがUnity Proに付属?
2015/05/28現在、Unityのオンラインストアを閲覧すると「TEAM LICENSE:Unity Pro に付属」と書いてあり、取り敢えずアセットキャッシュサーバーを試してみたら使えたのでご報告です。(もちろんUnity Proライセンスでアクティベートしてある状態です)
以前は確か有料で別途購入が必要だったと思うのですが、どこかのタイミングで無料になったのでしょうか・・・?
●アセットキャッシュサーバーの取得および使い方は下記リンク先を参照
Unity - コラボレーション - Unity Team License
ちなみにキャッシュサーバーの設定をしてからSwitchPlatformしてはじめてキャッシュされるので、一回は泣くほど待たされると思います。
著者:t.n
Aptio BIOSでCD/DVDドライブから起動させる設定方法
一部のPCで用いられているAptio BIOSでは、DVDなどのディスクから起動しようとしても、「Boot Option」では以下の選択しか表示されない事がある。
UEFI: IP4 Realtek Ethernet Controller
UEFI: IP6 Realtek Ethernet Controller
Windows Boot Manager
Disabled
CD/DVDドライブから起動させるためには、以下の2つの設定が必要である。
1. 「Bios Features」メニューの中にある「Secure Boot」を「Enabled」から「Disabled」に変える
2. 同じく「Bios Features」メニューの中の「CSM Support」を「Never」から「Always」に変える
この設定を保存してBIOSを終了させると、再びBIOSを起動した際に「Boot Option」でCD/DVDドライブが選べるようになる。
ちなみに、参考にしたのは下記リンク先。
http://superuser.com/questions/561606/how-to-boot-from-a-cd-on-an-aptio-bios
著者:N.M
puttyで任意のセッションをバッチで起動する
puttyで管理するセッションがすごい量になってきました。
あのウィンドウって大きくならないですよね?(知らないだけ?)
設定情報はレジストリに入っているらしいので、そこを書き換えるバッチを作るのは面倒だしリスクが高そう。
でもやっぱりセッションを探してスクロールするのは煩わしいのでバッチで解決してみました。
start "" "C:\Program Files (x86)\PuTTY\putty.exe" -load "%~n0"
この一行をテキストファイルに書き込んで、ファイル名を「xxx.bat」としましょう。
コマンド内にある「%~n0」はファイル名の拡張子を除く部分を指します。つまりファイル名が「xxx.bat」の場合はセッション名が「xxx」のものを実行する動きになります。
つまり、上記のコマンドのバッチファイルを作成したら、後はコピーしてファイル名をセッション名に変えるだけで任意のセッションを実行するバッチがどんどん出来あがるということです。
「aaa.bat」「bbb.bat」…と中身は同じでファイル名だけ違う、でも「aaa.bat」はセッション名「aaa」で接続を試みることになります。
ちなみに start コマンドは非同期処理でputtyを実行する為に入れています。要するにコマンド実行中のウィンドウ(黒いウィンドウ)を出し続けない為のものです。
あと、puttyの実行ファイルのパスは任意のものに変更してくださいね。
同じ事で悩んでいる方の役に立てれば幸いです。
著者:t.n